たまちゃん
〜地域の中で生きる〜

杉の子会だより 第12号

2003年(平成15年) 3月発行

 ダウン症というハンデを背負いながらも、地域の中で共に生きていってほしいとの想いで 小・中学校と9年間を地域の学校で過ごしてきたたまきもはや卒業式を迎えました。 おまえばいろんなことがありましたが、先生方、地域の皆さんのおかげと感謝しております。
 帰宅するといつも「学校おもしろかった」と満足そうに話すたまきに大きな成長を感じたものです。   中学校ともなると競技などでは同じチームでくやいい思いをした人もいたことでしょう。 でもそれを口に出さず、どうしたら一緒にやって勝てるかを考えてくれた仲間にも 「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。共に学び合えた学校生活はたまきにとっても よき思い出となることでしょう。
 これからも進路は違っていても同じ社会の中で今まで培ってきた関わりを大切にしながら 生きていってほしいと思っています。4月からは嶺南東養護高等部へ進学します。 「自転車で通学するぞ」とはりきっているたまきにこれからも応援よろしくお願いします。



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